ドロシー発見
さて、準備が忙しくも案外楽しい毎日を送る3人ですが、
バーゼルの中では身分は高くもなく、低くもなくの普通の人達です。
アルボナの合成屋に行く途中に「テレサ汁」を配るおばちゃんがいるんですが、
ドロシーあんたカーディナルやんけ
と下手な大阪弁で突っ込みたくなる衝撃の事実が発覚してしまうのです。
ラスボス戦の手前でドロシーというおばあちゃんと戦うんですが、
テレサおばさんの仲間だったんだね。親戚なのかもしれない。
昔はちゃんとした街だったアルボナが今はスラムに成り果てて、
一番心を痛めているのはカーディナルの面々なんだなと解ります。
本来バーゼルは地球を浄化する機械であって、人が住む場所では無かったのに、
すがるように集まってしまって外に出ようともしない住人たち。
多分地球はもう綺麗になってバーゼルの役目は終わっていることに
誰かが気づいて外に出なくてはいけないのです。
サリヴァンがどこまで把握してこの実験を施したのか。
3人がバーゼルを出たあと、他の住民たちはどうしたのかも気になります。
バーゼルは現在の地球そのもので、地球の病巣を改善すれば人間の
行動範囲が広がることは間違いないのでしょうね。