6 Jude
マックスはローガンの体を治すヒントがあるかもしれないと思って
遺伝子学会の会場で座っていると、隣の席にライデッカーが座ります。
ライデッカーは子供の頃のマックスしか知らないので気づきません。
母親が薬物中毒のため病気を持って生まれてきたジュード。
遺伝子の権威であるタナカ先生の講演で研究の成果を披露させられます。
その学会にテロリストが潜り込んでいて占拠され、タナカ先生はビルの
屋上から突き落とされてあっけなく死んでびっくりです。
あれやこれやの大騒ぎで犯人が射殺されて事件は解決します。
この回で明かされるライデッカーの身の上。
優秀だけど気の毒な過去を持っていることも解ります。
ライデッカーという人は、彼なりの愛情をジェネティックに対して
持っていますよね。虐待にも見える厳しい訓練は、いつか
子供たちが身を守るのに役立つと信じていると思うのです。
2001年に起きた911はアメリカ人にとっては考え方を変える
きっかけになった事件だと思います。楽観的な国民性で世界の警察を
演じていたアメリカが、案外嫌われているということにショックを
受けるのです。世界中の戦争を仕掛けまくっていたからですが、
なかなか真実が見えてこないのは内部に問題ありということです。